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Last update: 2005-02-02
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主催: 白石市・財団法人白石市文化体育振興財団 共催: TBC東北放送
2005年 3月 13日 (日) 14:00 開演 ティエリ・エスケシュ オルガンコンサート
発売中 全席指定 ¥2,000 (学生券 ¥1,000 ホワイトキューブ窓口のみ取り扱い) |
欧米のオルガン音楽に新風を吹き込んでいる鬼才が初来日する。
ティエリ・エスケシュ、フランスのオルガニストで作曲家、
1965年生まれ。日本では未だほとんど知られていない。
正式な肩書きは、コンサートオルガニスト兼作曲家である。
パリ音楽院でプルミエ・プリ(一等賞)を8つ取って卒業したという、私の
知る限りでは類のない秀才だ。
その内訳は、和声、対位法、フーガ、オルガン演奏、オルガン即興演奏、
アナリゼ、作曲、管弦楽法。1992年に20代半ばで母校パリ音楽院の教授に就任し、
以来作曲を教えている。
最初に聴いたのは、クローデルの詩『十字架への道』にもとづく即興演奏のCDだった。
これほど「心が騒ぐ」オルガン演奏はあっただろうか?
感動とは違う。「音楽を“見て”不安な気持ちに駆られる」のだ。扇情的と言える。
これはじつにヤバイ、人には聴かせたくない、という想いが頭をよぎる。
1年経ち、彼がデュリュフレの作品を取り上げた新しいCDを聴いた。
技巧的な『トッカータ』は多くのオルガニストが好んで取り上げる曲で、録音も数多い。
驚いた。これは凄い! 直情的で激しく、比類ない演奏。
こんな人が活躍すると、ほかのオルガニストが困るのではないかと心配してしまう。
昨年春、作曲家としてフランスのクラシック音楽大賞を受賞した。
その事実が示すように、今もっとも注目されている作曲家だ。にも拘わらず、
コンサート・オルガニストとして、国内外で年に何回ものリサイタルをこなす。
そのうえ、デュリュフレの後を継いでパリのサンテチェンヌ・デュ・モン教会の
主席オルガニストを務めている。
今回日本で行われるソロ・リサイタルでは、音楽家エスケシュの多才さを
余すところなく紹介できるように、入念にプログラムが用意された。
この機会を逃すと、私が ( 本当は ) 聴かせた ( くな ) い音楽を
あなたは聴くことができない。
(大林徳吾郎)
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